マンション経営における収益の仕組み (家賃収入と売却益)について解説します。
収益の仕組み
マンション経営で得られる収益は、大きく 「賃収入(インカムゲイン)」 と 「売却益(キャピタルゲイン)」 の2つに分類されます。どちらも重要ですが、性質がまったく異なるため、両方を理解しておきましょう
| 収益の種類 | 特徴 | メリット | リスク |
|---|---|---|---|
| インカムゲイン | 毎月の家賃収入 | 安定したキャッシュフロー | 空室・家賃下落 |
| キャピタルゲイン | 売却時の差額利益 | 大きな利益を狙える | 市場次第で不確実 |
賃収入(インカムゲイン)
マンション経営の「本流」となる以下の収入源による収益です。
- 入居者から支払われる家賃
- 共益費・管理費
- 駐車場代、駐輪場代、トランクルーム代などの付帯収入
- 更新料(地域による)
長期入居者がつけば、毎月のキャッシュフローが読みやくなります。また、ローン返済や管理費などの支出と比較しやすく、収支計画が立てやすいです。このように、収入が安定しやすいのがインカムゲインの特徴です。
ただし、以下のリスクがあるため、物件選び・管理体制・立地が収益性を大きく左右します。
- 空室リスク:入居者がいない期間は収入ゼロ
- 家賃下落リスク:築年数の経過や周辺競合の増加で家賃が下がる可能性
- 修繕費の発生:設備故障や経年劣化により突発的な支出が必要になる
- 滞納リスク:入居者が家賃を払わないケースもある
売却益(キャピタルゲイン)
物件を売却したときに得られる差額利益です。購入価格より高く売れた場合、その差額が利益になります。
【例】
2,000万円で購入 → 2,300万円で売却 → 300万円のキャピタルゲイン
利益が出やすい条件は以下のとおりです。
- 再開発やインフラ整備でエリア価値が上昇
- 物件の管理状態が良く、資産価値が維持されている
- 市場全体が上昇局面(低金利・投資需要増など)
ただし、以下のようなリスクがあります。キャピタルゲインは「タイミング勝負」で長期保有で価値が下がりにくい物件を選ぶことが重要です。
- 必ず利益が出るわけではない → 市場下落や築年数の経過で価値が下がることも多い
- 売却タイミングが重要 → 数年単位で市場を見ながら判断する必要がある
- 税金がかかる → 譲渡所得税(所有期間により税率が変わる)
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